60代 こんな暮らし〜今を生きる

人生の黄昏を感じる60代。日々の暮らしとこれまでの思い出を綴ります。

フィギュアスケート 羽生結弦選手引退

羽生結弦選手が引退を発表しました。

会見を一部ライブでテレビで見ました。

現役引退というより次のステージに進むという印象を受けました。

私がフィギュアスケートをテレビで熱心に観戦するようになったのは、十数年前から。

ちょうど浅田真央選手がシニアデビューした頃からです。


2010年のバンクーバー冬季オリンピッの後、

一度、選手の生の演技が見たくなって、この年の秋の「フィギュアスケート国別対抗戦2010」行きました。場所はさいたまスーパーアリーナです。

プルシェンコ選手、浅田真央選手や高橋大輔選手を始め、バンクーバー冬季オリンピックのメダリストや入賞者が大勢来ていて、とても華やかでした。


さいたまスーパーアリーナは2万人が収容できる大きな競技場の上、上の方の席で見たので

、選手の表情や細かい演技は設置された巨大画面で見るような感じでした。

それでも、氷上に立ったプルシェンコ選手の圧倒的な存在感や安藤美姫選手の新プログラムは深く印象に残っています。


この半年後に東日本大震災が起こり、さいたまスーパーアリーナは被災者の避難所となりました。

日本で催される予定だったフィギュアスケート世界選手権は、急遽ロシアに開催地が変更となりました。

この世界選手権の女子シングルで、2度目の優勝をしたのが安藤美姫選手でした。このときの気迫のこもった演技やエキシビションの美しさに感動し、元気をもらいました。


宮城出身の羽生選手の活躍が、東日本大震災で被災した人達に勇気を与えたと思います。


毎シーズンのように、怪我やアクシデントに見舞われながら、その都度、それを乗り越えて期待以上の演技をする姿を、ハラハラドキドキしながら観戦してました。


フィギュアスケートはスポーツですが、クラシックバレエと類似点が多いですね。

羽生選手もエキシビジョンで「白鳥の湖」を滑ったことがありました。


羽生選手の次のステージがどんなものか分かりませんが、ぜひ一度滑る姿を見てみたいです。今度はもう少し近くで。