60代 こんな暮らし〜今を生きる

人生の黄昏を感じる60代。日々の暮らしとこれまでの思い出を綴ります。

ひと月近くが経ちました

夫のお気に入りの 川辺を散歩したら、土手に水仙が咲いていました。

今年の桜は、私の目にはどう映るのでしょうか。


        🌸


湿っぽい話になるので 、こっから先は苦手な方はスルーしてください。


夫が亡くなってほぼ ひと月が経ちました。

今日は仏教で言う月命日です。

でも一般葬の音楽葬、無宗教の葬儀で送ったので、戒名はつけていません。

夫の部屋で、夫が使っていた机を祭壇 代わりにしています。


朝起きると、 夫の部屋に行き、おはようと声をかけて、部屋の電気をつけます。

それから 、頂き物のロウソクと線香に火をともします。

「けむたいから、もういい」という夫の声が聞こえるような気がします。


「でも、あなたが亡くなったので頂いたものなんだから、少しは消費した方がいいんじゃない」、と私。


寝る時は、お休みと声をかけて、 夫の部屋の電気を消して ドアを閉じます。


あるブロ友さんに、心の中で ご主人と会話してください、 とアドバイス頂きましたが、その通りになっています。


出会ってから40年、結婚してからは35年 近く 一緒に暮らしていました。

こんな時 夫がどう言うか、だいたい 見当がつきます。


雑務に追われている時には 、「焦るな、ほら落ち着いて」という声が聴こえます。


今朝も、明け方いったん眼が覚めて、薬の力で寝直してなかかな起きられなかったとき、「そろそろ起きて、朝の日課の漢方薬を飲んだら」と言われている気がしました。

「はい、わかりました。 漢方 飲みます 。朝ご飯を食べます」と、私🍀


今はこんな感じで日々を過ごしています。