60代 こんな暮らし〜今を生きる

人生の黄昏を感じる60代。日々の暮らしとこれまでの思い出を綴ります。

一人分の食事

ある日の一人の夕食

サバは 昆布締め サバです。


サバ好きの夫が生きていたら、すごく喜びそうなメニューです。

向かい合って食事をしていたので、夫の写真はテーブルにも飾っています。


夫が亡くなっても、以前と変わらない自炊生活を続けています。

ただ2人暮らし だった時と一人暮らしでは、 食材の減り方が違います。


この写真の翌日も、夕食のメニューは同じでした。

肉や魚は冷凍できますが、 野菜の冷凍はなるべく 避けたい。冷凍保存はせいぜい小ネギ ぐらいです。


先日 スナップエンドウが美味しそうなので買いました。

茹でたり 、味噌汁の具にしたり、 煮物にしたり工夫して食べています。

いくら調理方法を変えても、スナップエンドウは スナップエンドウです。

野菜類は極力量の少ないものをスーパーで選んでいます。それでも同じ食材が続きます。


こういう時に、夫がいてくれたら。

夫の声「僕は野菜の消費係をになっていたのか」

私「結果的にはそうでしたね」


以前は スーパーで安くて新鮮な食材に目がいっていました。

2人分の料理なら、 いろんな種類の野菜が買えるのです。

今は一人で食べ切れるかどうかをまず考えて、買うようになりました。


シニアの一人暮らしの方は、 どういう食生活をしているのでしょうか。

時間差散歩

20年前、 あるバラの ナーサリー(育種件販売店)に行った時の写真です

バラの苗の販売とともに 、こんな風に植えたら綺麗ですよ 、と敷地内がナチュラルローズガーデンのようになっていました。

この写真のような庭が、私の夢のガーデンでした。


       🌹


結婚以来 、細々と ベランダ園芸をしていましたが、今の住まいはバラにはあまりにも悪環境で、バタバタ枯らししまい、 ついに自分で薔薇を育てるのは諦めました。


 私のバラ好きに、夫がバラの花の魅力をわかってくれたのです。

若い頃はよく 2人で、 バラ園で有名な遊園地や植物園に行きました。


夫は朝型で、在宅ワーク や休日には、必ず朝食前に 短い 散歩に出かけていました。

普段着で、ゆったりと近所を歩く 散歩です。


バラの咲く時期は帰ってきてから「何処そこのお宅のバラが綺麗に咲いていたよ」などと、よく話してくれました。

それを聞いて、 私は自分の都合のいい時間に買い物がてらの散歩に出かけ、 通りすがりに夫の話していたバラを見ました。


時間差で散歩して、同じバラを見ていたわけです。

今の美しい季節とゴールデンウィーク、どこにも出かけないで雑用をこなしつつ、淡々と暮らしていました。


それでも普段の生活をしているだけで 、ご近所の綺麗なバラが目に入ります


よそのお宅のバラ だけれど、 去年までは 夫と2人で楽しんでみたバラでした。

35回目の結婚記念日

近所を散歩すると、あちこちの御宅でバラが咲いています。

今日、5月6日は35回目の結婚記念日です。結婚記念日は続いていきますが、 もう夫はいません。

バラの咲く季節に 、結婚式をあげたんですね。


      🌹


結婚式は プロテスタント系の教会で挙げました。

2人ともキリスト教信者ではありません。ただ寛容な教会で、 勉強会に何回か 参加すると 、信者でなくても式をあげられました。

夫が当時 大学院生だったこともあり、挙式だけで、披露宴はしませんでした。式に出席したのは、双方の家族だけでした。

いわゆるジミ婚ですね☺


遺品整理をしていると、結婚式の写真が出てきました。

アットホームな教会でした。結婚式後もクリスマスに招待状を頂いてミサに出席するなど交流が続いていましたが、いつしか疎遠になっていきました。


先日、伝を頼って、結婚式をあげた牧師さんに夫の死を伝えてもらいました。

牧師さんから、お悔やみの電話を頂きました。


夫の遺品から白い手袋が見つかりました。

結婚式の時にはめていたものだと思います。

辛くなったので、今回はここまでにします。