60代 こんな暮らし〜今を生きる

人生の黄昏を感じる60代。日々の暮らしとこれまでの思い出を綴ります。

2023年8月15日 終戦の日 祖父の命日

母の実家のお墓の墓誌です

一番右の戒名は、終戦 1年後の8月15日に 満州で戦病死した祖父です。46歳でした。


その隣は祖母です。戦争未亡人ながら、戦後たくましく生きました。行年75歳。


その隣は母の末の妹です。祖父の出征後に生まれて、 2歳で亡くなりました。

祖父は自分の末娘の存在を知らないまま亡くなりました。


母の姉、弟、妹はすでに亡くなり、祖父を憶えているのは93歳の母だけです。

戦後、78年も経ったのです。


今日、母と電話で話しました。自分の父親のことを思うと辛いから考えたくない、と言います。


テレビでも戦争の特集が少なくなってきました。日本の戦後がずっと続くことを

願います。