60代 こんな暮らし〜今を生きる

人生の黄昏を感じる60代。日々の暮らしとこれまでの思い出を綴ります。

2023年3月末 京都 渉成園 東本願寺

京都駅地下街ポルタの「萬重」で食べた織姫御膳

湯葉と麸がメインでほとんど 精進料理みたいですが、食の細い 私にはちょうどいい量でした。京都らしい上品な味付けです。



京都 東本願寺

ちょうど 親鸞聖人生誕850年の法要の期間でした。

法要に訪れる 信徒の方々の団体バスが何台も停まっていました。


         🌸


3月の終わり頃、帰省の途中に、京都で途中下車しました。

平日とはいえ 、晴天で桜が満開の時期です。

新幹線を降りると、ホームは桜の京都を目当てに来たと思われる観光客でいっぱいでした。


ほとんど 奇跡的に空いていた駅のコインロッカーを見つけて、荷物を預けました。


コロナ前、 紅葉の終わり頃 、京都のタクシーに乗った時、「やっぱり紅葉の時期は渋滞するんですね」と私が言うと、運転手さんのおっしゃるには、

「まだ 紅葉はいいんですわ。 時期が長いですやろ 。桜の時期はこんなもんやありません。 桜って パーッと咲いて パーッと散りますやろ」(おかしな 京都 言葉でスミマセン)


桜を目当てにどっと観光客が押し寄せて、道路はすごい 渋滞になるという話でした。タクシーの運転手さんは裏道や抜け道を知っているのですが、他のドライバーも知っているわけで。


この話を聞いていたので 、京都駅から歩いて桜を観られる所に行くことにしました。

で、渉成園。東本願寺の別邸です。


東本願寺の正面の道を東に折れます。

法衣店や 表具店が連なる静かな通りです。

京都駅の人混みが嘘のような静けさ です。

人通りもほとんどありません。


高級な和風料理旅館がありました。

他に、 本願寺に参拝する 信徒のための比較的安い宿があちこちにあります。

この辺りは本願寺の門前町 なのですね。


渉成園です。

思った通り、訪れる人はそれほど多くなく、 ゆっくり桜を鑑賞できました。


有名な観光地をちょっと離れると、静かな京都の町がありした。