ご心配やお気遣いのコメントをいただき、ありがとうございました。
全て返事ができていませんが、 読ませていただいてます。
今は薬のお世話になって、夜眠っています。食欲は普通にあります。
しばらくブログで 夫のことや 湿っぽい話が続くと思いますので、 苦手な方はスルーしてください。
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夫の最期の時のことです。
部屋を覗くと夫は枕に顔を横に向けて うっすらと目を開いていました。
もうずっと前からガリガリに痩せて、生きているのが不思議な状態でした。
脱水症状かと思い、夫の閉じた口を開けて、 ペットボトルのポカリスエットを口の中に流し込みました。
ほとんど飲めないで、 首に当てたタオルにこぼれていきます。
鼻に手を当てると、かすかに呼吸をしていました。
その時が来た、と瞬間的に感じました。
パニックになって夫の耳元で「愛してる、死なないで」と、何度も大きく呼びかけていました。
(いざというときが来ても、私にそんな陳腐な言葉を期待しないでね、 と つんけんしながら夫に 以前言っていたのに)
夫は目を閉じたまま、反応はありません。
訪問看護に電話をかけ、また夫のそばに行きました。
もう息はしていないようでした。
夫の頬に、涙の伝った跡がありました。
医師が私の簡単な話と死後硬直の状態から、死亡診断書に書いた 死亡時刻はその10分前でした。
10分なんてどうでもいいです。
最後に夫にかけた言葉は、夫に聞こえていたと信じています。
夫はまだ身体に ドライアイスを置いて、 冷房をかけた部屋で自分のベッドで眠っています。
昨日は 義弟が夫に会いに来ました。
今日は1日葬儀 会社に相談したり、 葬儀会社の人と会ったりしていました。
お葬式って、あの世への引っ越し みたいです。
私は今、この家で夫の通夜をしている気持ちです。