60代 こんな暮らし〜今を生きる

人生の黄昏を感じる60代。日々の暮らしとこれまでの思い出を綴ります。

60代シニア 帰省 渉成園 奈良岡朋子さん追悼

京都の渉成園の桜🌸

京都駅から歩いて行けます。

派手さは有りませんが、広い日本庭園です。観光客がすくなく、のんびりできるのがいいところです。

見かける人は、小さい子供を連れた地元の人、東本願寺関係の人、通の外国人とか 日本の観光客です。

京都の寺は 超有名な観光地でなければ、意外に空いています。


         🌸


雑用を こなしに帰省しています。

しなくてはならない ミッションを2つやり遂げ、ちょっとほっとしました。

しかしまた別のミッションが😫


昨日の夜 、インターネットのニュースで俳優の奈良岡朋子さんが亡くなったのを知りました。

高齢になっても凛とした方で、いつか 舞台を拝見したいなと思っていたのですが、叶いませんでした。奈良岡朋子さんは 93歳。うちの母と同年齢です。


母は、「元気なまま、 ある日突然ポックリ逝きたい」と常々言っていました(大抵 みんなそう思いますよね)。なかなか思うようにはなりません。


舞台といえば、 平幹二朗さんの「王女メディア  一世一代 再び」を見たことがあります。この時、 平幹二朗さんは82歳でした。ものすごい 存在感で、 生の舞台を観られて良かったなと感激しました。


観劇の余韻の覚めやらぬまま、劇場 ホールを後にした時、劇場の楽屋口の近くに大道具を入れるトラックが止まっていました。

荷台の外側には「王女メディア 一世一代 再び」と画と文字がデザインされていました。

これから全国を回って公演されるのだな、と

感慨を覚えました。

1年後に訃報を聞くことになろうとは。



今日は花屋さんで枝つきの桜の花を売っていたので、母に持って行きました。

施設に入居していて、こういう状況なので、1m ぐらい離れてしか会えません。

電話で「季節の花は良いわね」と言っていました。すぐに散ると思いますが、母が部屋でお花見ができるので、よかった としましょう🌸