60代 こんな暮らし〜今を生きる

人生の黄昏を感じる60代。日々の暮らしとこれまでの思い出を綴ります。

2021年3月 一人旅 京都 清水寺

旅の記錄


2年前、帰省の途中に京都に寄りました。

コロナ禍で、観光客が少ない時期でした。

私も帰省の途中でなければ、行くことはなかったと思います。


京都の清水寺といえば、世界的な観光地。

小学校の修学旅行以来、何度も訪れていますが、この季節に訪れるのは初めてです。


清水寺の仁王門

3月、ちょうど梅の花の時期でした。

朱塗りの門が鮮やかですね。


三重塔


近くで見るとこんな感じ

修繕で新たに塗り替えたものです。

侘び寂びとは真逆のこの色彩感覚にはちょっとたじろぎました。

しかし奈良の法隆寺の五重塔も、京都の東寺の五重塔も、おそらく創建当時はこんなふうに塗られていたんでしょうね。

平安京とか平城京は、当時はこういう色使いの建築物が建ち並んでいたのだと思います。


そして、言わずと知れた「清水の舞台」

葺き替えを終えた屋根が綺麗でした。

木々がまだ葉を落としたままなので、巨大なやヒノキの柱の木組みがよく見えます。


下から見上げるとこんな感じ


まさにガイドブックに載るような風景

天気に恵まれれば、誰でもこういう写真が撮れます☺

写真の中央に小さく京都タワーがそびえています。

この景色を見ると、イタリアの観光のチラシによく載るフィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のドーム写真を連想してしまいます。

こういう写真を見て、世界中から観光客がやってくるのでしょうね。

はずれのない観光地です。


東山の方面の眺め

木々はまだ芽吹いていませんが、所々に梅の花が咲く早春の東山が美しかったです。

ゆっくり散策出来ました。

コロナが治まれば、また世界中からの観光客で賑わいます。こんなに人が少なくて静かな清水寺を訪れることは、二度とないでしょう。

貴重な体験でした。


2021年3月の京都の旅、次回に続きます。