60代 こんな暮らし〜今を生きる

人生の黄昏を感じる60代。日々の暮らしとこれまでの思い出を綴ります。

暮らし  漆器 汁碗 漆塗りスプーン

蘭の花。

漆器のお椀の内蓋の模様です。

葉に露を置いたように金箔が貼られていますね。


お椀はこんな感じ。

お正月のお雑煮や ぜんざいに使います。

一昨年の冬、骨董市で、バラ売りになっているのを2客買いました。

僅かに使用感 や欠けたカ所がありますが、 正規の新品なら とても手が出ない お値段でしょう。

かえって中古品の方が気軽に使えます。


       🍡


こちらは 味噌汁用のお椀です

右が夫の汁碗

左が私がこれまで使っていた汁碗。数年、朝夕使ってきました。


真ん中が、今年の正月に百貨店で新しく買った汁碗です。直径11cm 、高さ7cm。

底に厚みがあるので、これまで 使って きた汁碗と 入る量は同じです。

前の汁椀の3倍 近い値段です。

輸入加工品と説明書がありました。椀の木は中国製で、塗りを日本でしているのでしょう。赤い漆の艶がきれいです。

完全な日本製となると、 買った値段の倍は するでしょう。

予算オーバーだし、ちゃんと手入れができるか自信がないので 、この辺りで妥協しました😅


今はプラスチックのお椀も色々ありますね。(ネットから画像を借りました)

値段が手頃で、落としても割れないし、 洗剤や食洗機 OKなので、確かに便利です。

しかし私的には、プラスチックの食器はちょっと 味気ないです。


また木製のお椀は熱を伝えにくいので、手や口に触れる汁物を食べるのにとてもいいのです。


        🍚


漆塗りのスプーンです。

冬にお粥やスープを食べる時に使います。

ステンレスのスプーンのように熱くならず 、漆塗りで唇への当たりも柔らかくて重宝しています。


       🥢


これは漆ではなく 陶器の小丼です。

汁椀とほぼ同じ大きさです。

シチュー用の深皿を手放したので、今はこのお椀でシチューを食べています。

漆塗りの椀と違って 、熱いものいれると器が熱くなり、手に持てません。

実はこのお椀は 十数年前 浴衣を作った時に、呉服屋さんに貰いました。おまけですね。

その浴衣は数回着て、今は タンスの肥やし となっています。一方、 おまけにもらったお椀はほとんど毎日使っています😆


食器は、使っているうちに自分の好みがわかってきます。

縁あってうちの食器棚に入ってきた食器 ばかりなので、数を増やさず、気に入ったものを長く使えればいいなと思っています☺