60代 こんな暮らし〜今を生きる

人生の黄昏を感じる60代。日々の暮らしとこれまでの思い出を綴ります。

2023年4月 歌舞伎と銀座駅

丸ノ内線の銀座駅の構内です

もともと天井が低かったのですが、

今は近未来都市のような雰囲気になっています。

私はよく知っていた30年ぐらい前の丸の内線の銀座駅とは全然違います。

皆さん、普通にここを通勤で歩いているのですよね。


でも、行った先は、 

お江戸 。木挽町の歌舞伎座でした。

観たのは、夜の演目です。

 与話情浮名横櫛

 連獅子


千秋楽の1日前でした。 もし 役者さんが不調だったらと心配しましたが、主演の2人は 元気で、無事見ることができました。


昔、やはり 同じ 芝居をこのお二人で見たことがあります。

それから年月がたちましたが、やはり 花のある役者さんは最後まで花がありますね。


源氏店の場で、お富さんが洗い髪に挿しているのが、たぶんつげの櫛です。

赤い紅絹の袋を下げいるところから、湯屋から帰ったところでしょう。


ストーリーは、お富さんを囲っていたと思われていた人が、実は兄で妹を保護していた、という、めちゃめちゃ の話です。


でも、まあこの頃の 芝居は役者の 見せ場を作るのがメインで、ストーリーはつけたしのようなものなのでしょう。

役者の魅力は十分堪能できました☺