60代 こんな暮らし〜今を生きる

人生の黄昏を感じる60代。日々の暮らしとこれまでの思い出を綴ります。

2023年11月 上野 永遠の都ローマ展

行こうかどうかずっと迷っていましたが、思い切って出かけました。

上野公園、東京都美術館


金曜日 、上野公園は平日にもかかわらず すごい人でした。

こんな 催しをやっていました。「伊賀上野フェスタ」

自動車の上に忍者がいます。

屋台がたくさん出店していました。


上野は今、

東京国立博物館で、やまと絵展

国立西洋美術館で、ポンピドゥー・センターのフォーヴィスム展

上野の森美術館でモネ展

と、美術展が花盛りです。


その中で私が行った東京都美術館の「永遠の都ローマ展」は集客の面ではイマイチの印象でした。


チラシです


青銅のコンスタンティヌス帝の巨大頭部や 、ローマ 建国の伝説の狼の乳を吸う 双子の像などは 複製です。


ただこの美術展の目玉は、カピトリーノ美術館の代表的収蔵品の1つ 「カピトリーノのヴィーナス」が初来日していること。


これが観たかった!

ほどよく各 美術館に客が分散されているせいか、このヴィーナス像の全身を360°の角度で心ゆくまで、鑑賞できました。

ギリシャ時代の作品を ローマ時代に模作したものです。

こんな美しい均整の取れた美が紀元前に存在したのが信じられないくらいでした。

一七世紀に地中から発掘されたので、保存状態が凄くいいです。



他に高校の美術の石膏デッサンの教材でよく見かける 「アリアドネ」(ディオニソス)の胸像も展示されていました。


ローマのカピトリーノ美術館に行けば、名作がゴロゴロ あるんでしょうが、日本でこれが見られただけで満足です。


帰路は東京駅から始発電車に乗リました。駅構内はすごい人混みでした。

どこか駅ビルに行けばクリスマスツリー🎄が見られたかもしれませんが、そんな元気は残っていませんでした。


帰宅したときには日が暮れていました。

今日から冬ですね❄

最後の秋の日に、上野に行けて良かったです☺