60代 こんな暮らし

人生の黄昏を感じる60代。日々の暮らしとこれまでの思い出を綴ります。

賃貸暮らし ガーデニングの夢

散歩している途中に通りがかったお宅です

山茶花の生垣です。

赤い山茶花が綺麗です。白い山茶花はまだチラホラしか咲いていません。


童謡に「サザンカ、咲いた道」と歌われていますが、サザンカの生け垣を個人のお宅で見かけるのが珍しくなりました。


私が小学生の頃、通学路にやはりこんな山茶花の生垣のお宅がありました。

そこの奥さんが毎朝、散った花びらの掃除をしていました。こういう花の生垣は、管理や害虫駆除など手入れが大変なのです。


20年以上前です。ガーデニングにはまっていた頃があります。

一軒家でバラを育ててみたい、とふわふわ夢見たりもしました。


しかし具体的に考えると、地縁血縁のない土地で賃貸でも一戸建てに住む難しさ。庭や植物の手入の大変さ。それに夫は庭仕事やガーデニングに全く興味がない。

しかも、私は子供の頃から草むしりが嫌いだったのです。


実家で母が多い時には何十本もバラを育てていたので、庭仕事のやりがいや大変さは見てきました。


というわけで、庭でバラを育てるという夢はあきらめました。

それでも以前の住まいはベランダが広かったので、バラを何鉢か育てていました。

ナーサリーのバラのカタログを取り寄せて、いろんなバラの写真を見るだけでもワクワクしました。


今はベランダ環境が過酷なので、育てやすい花で小さな寄植えを楽しむにとどめています。


近所を散歩していると、バラの花を咲かせている一戸建てのお宅をあちこちで見かけます。地植えできるスペースがありながら、あえて鉢植えにしているお宅もあります。管理や手入を考えてのことでしょう。


ガーデンローズは香りの良いものがたくさんあって、それもバラを育てる楽しみの一つでしょう。

薔薇にも流行があって、今は優しい雰囲気のイングリッシュローズのようなのが流行っています。母は昔の剣弁高芯咲きのバラが好きでした。


散歩中に、昔、実家の庭に咲いていた往年の銘花を見かけると懐かしくなります。


とりあえず、ベランダ用にパンジーの苗を買ってきました。

パンジーも毎年新しい品種が出てきます。

このパンジーはプティ・シャトンという名です。かわいい小猫(黒猫のイラスト プティ・シャトン・ノワールですよね)。

寄植えはシックにまとめたいと思いつつ、冬はやっぱり明るい元気な色を選んでしまいます。

今は日当たりの良いベランダで元気に咲いています。