60代 こんな暮らし

人生の黄昏を感じる60代。日々の暮らしとこれまでの思い出を綴ります。

高幡不動 ござれ市 2022年 10月16日

毎月第三日曜日は高幡不動のござれ市です。

訪れるたのは、初夏の紫陽花の時季以來です。


天候がよかったこともあり、境内に出店も多く、参拝人も結構いました。

この高幡不動のござれ市は有名で、日本に住んでいるらしい外国の人の姿もちらほら見られます。

何でもござれ、誰でもござれ、という意味なのでしょうか、和の骨董を中心にいろんなお店が出ています。


本堂では護摩焚きが行われている中、私は参拝を後回しに境内の露天の店めぐり。

ヨーロッパで教会前の広場で、ノミ市をするようなものでしょうか。 

聖と俗の入り混じった独特の猥雑な雰囲気が好きです。


メインの目的は、以前ここで買った湯のみが一つ割れてしまったので、代わりを買うことでした。



買った湯のみがこれです。

4個買ってしまいました。

おそらく、幕末から明治にかけて作られたもの。

プリント印刷がない時代のものなので、模様は当然手描きです。


左の三つは少しまけてもらって1900円、右の一つは別の店で買って500円です。

三つ湯呑を買ったお店では以前にも、湯のみとお皿を買ったことがあります。


今の時代に作られたような綺麗な完成品ではありませんけれど、なんとも言えない味わいがあって、好きです。

どんな人がどこで使っていたのだろうか、とか想像するのも骨董を使う楽しみです。


これは骨董ではありません。

ハンドメイドの福助の柄のバッグです。

年配の作家さんが自分で作った作品を売っておられました。


福助の絵柄が可愛くて、即決して買いました。黒っぽい絣の裏側とバッグの内側にファスナー付きのポケットがあります。内側の生地は着物の生地です。持ちてはキルトで手が込んでいます。


ものはなるべく増やさないように心がけているのですが、そのために好きなものを諦めるのは味気ないですね。


日常に楽しんで使います。