60代 こんな暮らし

人生の黄昏を感じる60代。日々の暮らしとこれまでの思い出を綴ります。

60歳代シニア 国葬 弔問外交

彼岸花。今年はちょうど彼岸に咲きました。

9月27日は安倍元首相の国葬でした。


国葬の是非は脇に置いておくとして...


テレビの夜にニュースで見ただけですが、いやでもイギリスのエリザベス女王の国葬と比べてしまいました。


芝の増上寺の家族葬の方が、よほど厳粛で格式があったような気がします。


日本武道館はイベントで何回か行ったことがあります。海外からの参列者の目には、あの国葬はどう映ったのでしょうか。



フランスは割と早い段階で、今回の国葬にマクロン大統領が欠席すると発表しました。


2019年3月、フランスのシラク元大統領(親日家としても有名)の国葬には、世界から首脳クラスが出席し、ロシアのプーチン大統領まで出席しました。

安倍さんが首相の時ですね。この時、日本の参列者は駐フランス大使でした。


やはり国家でも個人でも、冠婚葬祭というのはお互い様で、日頃の友好関係が如実に現れるものですね。


         🌿


ところで、私は55年前の吉田茂元首相の国葬を憶えています。


小学校の2年生だったと思います。

当日の朝担任の先生が「今日は吉田茂の国葬なので、授業は午前中で終わりです」と言われました。


その時の私の頭の中、

 

ヨシダシゲルって、だれ?


コクソウって、なに?


授業が午前中で終わるのはわかったけれど、今日の給食は?

(食べ物に好き嫌いはありましたが、給食は結構好きでした)


結局、給食はなく、午前中で授業が終って、家に帰りました。


家で国葬のテレビニュースを見たような記憶があります。


半世紀後、この国葬はどんなふうに記憶されるのでしょう。