60代 こんな暮らし

人生の黄昏を感じる60代。日々の暮らしとこれまでの思い出を綴ります。

賃貸暮らし 夏のインテリア小物 風鈴


我が家にある風鈴です。


あまりの暑さに、風鈴の音色が聞きたくなって出してみました。

風鈴はガラス、鉄、陶磁器など、素材によって音色が異なります。



一番右のガラスの風鈴は江戸風鈴です。

金魚が一匹、内側から描かれています。金魚鉢の中で金魚が泳いでいるみたいで涼しげです。

チリリとう言うガラスの音がします。

江戸の夏という感じですね。


左から2番目の赤い風鈴も、同じく江戸風鈴です。厄除けだるま風鈴です。川崎大師の風鈴市で10年ほど前に買いました。達磨さんの顔がいいですね。


一番左のブルーのガラスの風鈴は、小樽ガラスです。10年以上前、北海道旅行に行ったときに小樽で買いました。

江戸風鈴とは違い、風鈴を鳴らす舌(ぜつ)はビードロで、夜には光ります。

音色も江戸風鈴とは違って、硬く澄んだ北の海を連想させるような音です。


最後の一つは、常滑焼の陶器の風鈴です。

川崎大師の風鈴市で買いました。

ここの風鈴市には、全国の何千という風鈴が境内の店で売られていました。


当時ガラスと鉄の風鈴は持っていたので、沢山あった陶磁器の風鈴の中から、一番気に入った音色を選びました。


風鈴に開けてある穴のせいで、舌があたる場所によって音色が違い、より複雑な音色になります。

ガラスの風鈴とも鉄の風鈴とも違った、深い澄んだ音色で、大きく響きます。


常滑焼の風鈴を出す時に、このような紙があるのに気がつきました。

伝統工芸士さんの作品なのですね。

当時、2000円以上したと思います。

お好みにより音色・(短冊の)言葉をお選びください、と書かれています。


以前雑貨屋さんでおもちゃのような安い小さい風鈴を買ったことがありますが、音色や音の大きさが全然違いました。


うちの場合、風鈴は家の中で飾っています。エアコンや扇風機の風でときどき鳴ってくれます。


縁あってうちにきた風鈴なので、夏には音色を楽しみます。