60代 こんな暮らし

人生の黄昏を感じる60代。日々の暮らしとこれまでの思い出を綴ります。

60代シニア 桜の開花19年目 町の高齢者

散歩の途中に見た桜

ソメイヨシノ、三分咲きくらいです。

今年は暖かい日が続いたので、桜の開花が早いですね。


ここに引っ越してきてから、19回目の桜の開花です。

引っ越す決め手になった一つが、散歩コースの桜並木でした。思った以上に素晴らしかったです。


  年年歳歳花相似たり

  歳々年々人同じからず 


私も夫もここが地元でありません。いつでも引っ越せる賃貸暮らしなので、町内会に入っていません。


それでも長年暮らしていると、散歩の途中でよく見かける人やご近所の方など、言葉を交わしたことはないけれど、顔を知っている人がいます。


数年前から、以前よりも街の高齢者の方に目が行くようになりました。

キャスター付きのショッピングバッグを杖代わりに、1人でスーパーに買い物に来ている高齢女性。

年金暮らしらしい高齢のご夫婦。

駅前の駐輪場の管理をしている70代くらいの男性。

よく自転車に乗れるな、と感心していた高齢女性の姿を、ある時期からパタリと見かけなくなりしました。


私もあと10年ぐらい経てば、そういう方達の仲間入りをするわけです(生きていれば、ですが☺)


60歳を過ぎれば、体力や健康はかなり個人差が大きいように思います。

高齢になって足腰が衰えると、自宅の二階への階段が山登りになり、数センチの段差が危険な崖になります。

若いころには想像もつきませんよね。


私の母は高齢になって耳が遠くなると、電話でタクシーを呼ぶ際、コールセンターの若い女性の早口が苦手になりました。


         🌸


枝垂れ桜

枝のこのあたりは七分咲き

桜の花はただ美しいだけでなく、さまざまなことを想わせてくれます。